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1月23日(火)に「県立自然公園松川浦のこれから-福島県の方針を聞く」をテーマとした講演会を開催しました。講師は福島県相双地方振興局県民環境部県民生活課長の長峰勇一氏。会場は相馬市総合福祉センター(はまなす館)2階会議室で、19時から約2時間の講演でした。参加者は会員など12名。

講師作成の資料に基づいて、福島県が担当する復旧工事の概要などの説明を受けました。道路については29年度内に工事が完了すること。30年度には原釜・尾浜海水浴場が再開予定であり、松川浦大橋、川口公園、公園のトイレ、シャワーなどは復旧しているそうです。

復旧工事の他に県立松川浦自然公園で福島県が実施している取組として、自然保護指導員の設置や水質検査を行っているそうです。松川浦担当の指導員を1名配置し、一般の方々に対する指導・説明、美化清掃などの活動をしていること、水質検査は湾内(漁業権区域)、浦の出入り口付近、宇多川、小泉川で行っており、いずれも環境基準を満たしているとのことでした。

講演終了後、質疑応答があり活発な意見交換がありました。はぜっ子倶楽部からは、震災後に廃止された「県立自然の家を松川浦のビジターセンターとして復興してほしい」という願いを託しました。