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2018年04月

4月 活動報告

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「相馬の水はどこから来るの?―相馬地方広域水道企業団訪問」

 

日 時:417日(火)8451300

参加者:荒、小関、宋、新妻、杉本、渡辺

コース:相馬市民会館⇒相馬地方広域水道企業団〈相馬市大野台〉⇒真野ダム〈飯館村〉⇒相馬市民会館

 

私たちが生きていく上で欠かせない飲料水、この飲料水ができるまでの基本的な施設を調べるため相馬地方広域水道企業団を訪ねた。相馬地方広域水道企業団が飲料水として扱っている水源は5カ所で、この5カ所の水をどのように導・配水しているのか説明を受けた。5カ所というのは、宇多川に近い井戸の相馬第1水源地(表西山)、相馬第2水源地(清水)、相馬第3水源地(粟津)、相馬第5水源地(堀坂)、そして真野ダムだ。これらの水を各地の配水池を経由して、相馬市、南相馬市鹿島区、新地町に118,000の水を送っている。また浄水場の池や導水管で電気を起こす小水力発電も見学した。

その後、真野ダムに車を走らせる。折しも周囲は「山笑う」素敵な季節。総貯水量3620の重力式コンクリートダムで、ダムのすぐ下には水力発電もある。真野ダムの展望台で宗さんお手製の黄粉団子を頂き、みんな大いに談笑して帰ってきた。

お土産は「真野ダムダムカード」と、何と「大野台浄水場カード」、さらにペットボトル「そうまの銘水」(これは相馬第1水源地の水だそうだ。)もゲットしました。



①浄水場案内図

浄水場案内図


②-説明を聞く会員

説明を聞く会員


③-薬品沈殿池(背景は羽黒山)

薬品沈殿池(背景は羽黒山)



④-真野ダム

真野ダム




⑤-真野ダム堤頂(寒かった)

真野ダム堤頂(寒かった)




⑥-真野発電所

真野発電所

春! 今年もウシガエル駆除がスタート

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 2018年4月7日(土)10:00~12:00 参加者;10名

曇り空の中、松川浦の鵜の尾岬南側の湿地と池に13個のウシガエル捕獲用ワナを設置した。ワナはアナゴ漁用の網(直径30cm、長さ1m)を転用し、浮として発砲スチロールを取り付け岸辺に固定した。岸辺に沿って移動するウシガエルの習性を利用して捕獲するので、エサは必要としない。

これから晩秋まで月に1回程度ワナを点検し、捕獲したウシガエルやオタマジャクシを駆除する。今回は手網で2匹のオタマジャクシを捕獲、駆除した。冬を越した巨大なオタマジャクシだった。

震災前には鵜の尾岬にウシガエルは生息していなかったので、津波により対岸から運ばれたと考えられる。外来種のウシガエルは大食で水生昆虫やトンボの幼虫などを根こそぎ食べてしまう。絶滅危惧種のネアカヨシヤンマの幼虫やゲンゴロウを守るために、福島虫の会の三田村敏正先生と共に活動を続けている。ウシガエルが生息していなかった以前の鵜の尾岬を取り戻したい。

今年は暖かいとはいえ、胴長を履いて水につかって作業をされた皆さん、お疲れ様でした。最後は味噌汁で身体を温め、生き物よもやま話に花が咲き終了した。




捕獲ワナ
〔捕獲ワナ〕



ワナの設置
〔ワナの設置〕



捕獲作業
〔捕獲作業〕



巨大なオタマジャクシ
〔巨大なオタマジャクシ〕



お疲れ様でした
〔お疲れ様でした〕
                       




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