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私たちが活動する相馬市鵜ノ尾岬近くの小さな池に絶滅危惧など希少種の昆虫やヤゴが生育しており、震災後もかろうじて生き延びていました。ところが2015年に初めて上記の池で外来種のウシガエルを発見。恐らく津波で池に運ばれてきたものが住み着いたものと思われます。ウシガエルは繁殖力が強く、大食で動くものを何でも食べてしまうことから、このウシガエルを駆除することになりました。

福島虫の会の三田村敏正さんの呼びかけで専門家らが集まり池に罠を仕掛けました。はぜっ子倶楽部会員は三田村さんの駆除と調査に同行し、罠の引き上げや記録のお手伝いをしています。
15個の罠に4~5匹ほどかかり2年位で駆除は終了する見込みです。

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水生生物を網ですくい集めて観察、記録する。(2016.10.02 撮影)

写真-1(オタマジャクシ)
巨大なウシガエルのオタマジャクシ。
オタマジャクシのまま越冬する。(2016.10.02撮影)

写真-2(胃の内容物調査)
ウシガエルを捕獲したら胃の内容物をチェック。(2016.10.02)