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2015年02月

日本版トリュフ「松露」と海岸防災林の関係

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松川浦の環境保護団体はぜっ子倶楽部は、2月28日に講演会を開催します。今年の講師は宮城県名取市で海岸林再生を行う市民活動団体の代表大橋信彦さん。

大橋さんらは地元の松ぼっくりから種を取り育苗していますが、松の生育のために「松露」を活用しているというのです。松露というのは、ダンゴ型のきのこで、松林の地中に発生します。日本版トリュフともいわれ、昔から食されているものですが、なかなかお目にかかれない幻のキノコになっています。

はぜっ子倶楽部は松川浦大洲海岸の国有林(0.45ha)に植林をすることになり、2月16日に国有林を管理する磐城森林管理局との間で調印し、春から植林が開始します。

松林の育成とともに松露を育て、「松露でまちおこし」なんてことも夢ではないかもしれません!松露饅頭、松露チョコも受けるかも…。

■講師:大橋信彦氏(ハマボウフウの会代表)
■とき:2015年2月28日13時30分~
■ところ:はまなす館会議室(相馬市小泉字高池357 ☎0244-36-1905)
■参加費:無料

松川浦の国有林植林地で調印式

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福島県立公園松川浦の大洲海岸は、津波で砂州と松林が壊滅しましたが、ここの国有林部分で、昨年11月から植林を開始しています。

関東森林管理局は、市民にこの国有林の一部、1区画0.15haを8区画開放するため、参加団体を募集していました。しかしここに応募したのが、我々松川浦の環境保護団体「はぜっ子倶楽部」と「日本野鳥の会福島県相双支部」の共同団体1つしかありませんでした。

で、国有林担当者から「3区画受け持ってほしい」との要請があり、苗木の入手を条件に、私たちは受入を決め、2月16日は現地で調印式がありました。

私たちはここを「松川浦・希望の森」と名付けました。しかし、それにしても、0.45haとは、結構な広さであります!春にはここに1,500本のクロマツの苗木と、松川浦によく自生している合歓や鬼ぐるみなど数種の木を少しだけ植えていくことになります。

干潟の観察会と絡めた植林イベントにしたいと思っていますので、ぜひ100年後の森のために、皆さんも木を植えに来てください。

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