マガンの飛翔、蕪栗沼・伊豆沼・化女沼見学報告

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1月22,23日、新妻香織さん、服部睦子さん、荒 祐さん、島田の有志4名が、23日の「伊豆沼マガン飛び立ち観察会」参加ついでに周囲を回るという日程で行ってきました。お隣の宮城県にある、いわゆるラムサール条約認定3兄弟と言われるところです。

一口に言って、鳥たちの飛びかう迫力は到底写真では伝えられないものでした。それが確実に観察できる時期は、10月~1月での夕刻と夜明けの時間帯です。

夜明け時期には幾つかの群れとなって、食べ物を求めて近隣の田畑に次々に飛び立ちます。夕暮れ時には、これまた群れが次々にねぐらの沼に戻ってきます。沼の近くにいると直ぐ頭上を飛ぶので、こんなにガンや白鳥は大きいの!と羽を広げた勇士に全員が感動しました。ハイ! 以下その一端をお伝えします。

マガンの戻り:蕪栗沼 22日夕刻
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マガンの飛び立ち:伊豆沼 23日夜明け・・・約6万羽が住む 
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 餌をついばむ鴨たち:伊豆沼 23日朝
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マガン飛び立ち観察会参加者
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なお、集合場所の伊豆沼内沼サンクチュアリセンター館内にはいろいろな展示があります。
●鳥たちのはく製
 一番大きいのは白鳥、次にガン(大きい!)
●マコモの沼での栽培
 長くのびる根っこは鳥たちの食材
●ブラック・バス駆除活動
 小魚、ザリガニ、カエルなど食ってしまい鳥たちの餌を横取りする。
●天然レンコン栽培
 夏には花が咲いて伊豆沼の観光資源
●ゴミ掃除活動

(参考)
23日観察会主催:伊豆沼内沼サンクチュアリセンター・・・朝食付き600円
22日前泊宿舎:ウエットランド交流館・・・・素泊まり3500円 

松川浦一周ウオーク2010

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恒例の12kmと20kmのコースを天気に恵まれ無事終了しました。
歩いた後に、多くの人が「栄荘」の風呂に半額サービス券で入り疲れを取りました。
毎年ありがとうございます。
参加者22名。
記念写真をご覧下さい。
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第5回ヒヌマイトトンボ観察会

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約15名の参加で今年も沢山のヒヌマイトトンボを観察できました。例年より足場が柔らかで歩きにく状態だったので、木材で歩道を作り、竹竿を立てて補助としスムーズに湿地に入れる工夫をしました。

しかし、今年の湿地はいつものヨシ、フトイ、ウクアガラなどの野草が枯れたままの状態なのは驚きでした。幸いヒヌマイトトンボの数は例年と大差がなかったのですが、特にヨシの陰に身を潜めて外敵から身を守るのがヒヌマイトトンボと言われているだけに、来年に向けての繁殖が懸念されます。
 
ビデオ撮影も入りました
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用意した木製歩道
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ヒヌマイトトンボ♀
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ヒヌマイトトンボ♂
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孵化して間もないトンボ
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交尾中
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草が枯れたままの湿地
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第33回宇多川・小泉川水質調査と河川清掃

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今回の特徴:
①CODが軒並みいつもより高く8ppmか上回る。昨年同時期確認したように、水田からの流水の可能性が高い。
②小泉川合流点の南側支流で、川底の小石の色が黒ずんでいるのに気がついた。
③その近くのダイユーエイト近辺では自転車の放棄があった。

左は黒い石、右は他の支流の石
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黒い石を割ってみた。表面変色。
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投げ捨てられた自転車
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磯と干潟の生物観察

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相馬海浜自然の家と合同で実施しました。
総数約150名が参加し、鵜ノ尾崎駐車場前の入り江干潟で実施しました。
小学生が中心のAコース(約140名)と金谷弦先生(かなやげん:国立環境研究所 特別研究員)の指導で観察するBコース(はぜっ子倶楽部8名参加)で行いました。ハイライトはアナジャコ釣り。毛筆の筆を穴に差し込み、アナジャコがつついて筆が動くかどうかを注視します。
動けばその下を一気にスコップで掘り下げるのです。しかし、今回は全員収穫ゼロでした。残念!
 
真剣に干潟に取り組中
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穴に入れた筆。動けばアナジャコいたんですが・・・。
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一通り終えて談笑
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昨年に続き大谷 彰さんの議事進行で行いました。出席13名と委任状29名で過半数となり成立。
一部追加修正はありましたが、提案通り全て可決されました。尚、自然の家の高橋さんから、自然の家の県運営方針の変更があること、今後ともはぜっ子倶楽部と協力して行きたい旨の報告がありました。

野崎湿地水位調査

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東北大大学院の鈴木先生の指導により、ヒヌマイトトンボ生息地の環境調査の一環として、外の海の干満に応じて湿地内の水位と塩分の変化状況を調査しました。30日は下準備をし、大潮である1日の早朝4:30から夕方18:00の13時間半に渡り30分間隔で観測しました。(計9名の参加)

水位は外海が120cm程度変わっても、水門(一回排水で開門)がある為に内側の湿地は10~20cm位の変化です。叉、塩分は外海の2.5%程度に対して、0.2~0.9%間の変動でした。 詳細報告は別途まとめて行います。

この調査によって、ヒヌマイトトンボ保全環境の重要な基礎データとして使用されるものです。以下、調査状況を示す写真です。

水門の内側に設置したスケール
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湿地内のスケールにはボートで
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水位調査ののぼりを立てて
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塩分測定器のプローブを垂らして
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長期戦用のベースキャンプ
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