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令和元年 5月28日(火)、はぜっ子倶楽部第18回総会が相馬市総合福祉センター(はまなす館)で開催されましたので、代表挨拶を添えて、総会資料を掲載します。

【代表挨拶】

20004月に創設されたはぜっ子倶楽部も、今年、第19回の総会を迎えました。震災を経て松川浦は大きく変わってしまいましたが、生きものたちはこの攪乱をものともせず、新たな生態系を作っている様子が見て取れます。

大洲海岸の全線開通を受け、昨年震災後初めて松川浦1周ウォークを再開しました。はぜっ子倶楽部の活動も徐々に震災前の姿に戻りつつあります。引き続き松川浦とその周辺の環境を見つめる活動を毎月行ってまいりますので、皆様のご参加をお待ちしております。

【総会資料-表紙】
【平成30年度 活動総括-1】
【平成30年度 活動総括-2】
【平成30年度 会計報告】
【令和元年度 活動計画】
【令和元年度 予算案】

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 はぜっこ倶楽部第17回総会が2018(平成30)年522日(火)に、相馬市総合福祉センター(はまなす館)で19時から開催されたのでその要旨を報告します。 

 出席会員11名、委任状提出会員16名、計27名の参加で、出席会員が会員数40名の過半数に達しており総会が成立(会則第9条)することが事務局から報告された。

 総会成立を受け、議長選出後、議案審査に入り、字句訂正も含め活発な質疑応答の後、第1号議案、第2号議案とも賛成多数で採決された。

役員改選については、「新妻代表が欠席のためこの場では結論がでないので次の総会まで全員留任としてはどうか。」との議長提案を受け全員留任と決定し、2050分閉会した。



【総会資料-表紙】
【H29年度活動総括-1】
【H29年度活動総括-2】
【会計報告】
【H30年度活動計画】
【H30年度予算案】



大洲地先における塩生湿地の現況確認報告

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21日に「松川浦の大洲地先に整備した塩生湿地の復旧箇所を確認に行くので、ご一緒しませんか」と、黒沢高秀教授(福島大学共生システム理工学類)からお誘いがあり、会員4名が参加しました。参加者は相双建設事務所関係者5名を含め、全員で12名。1030分に道の駅そうまに集合し、現地には115分に到着、建設事務所の方から説明と案内を受けました。

湿地は平坦に整備され、雪解け水などが少し溜まっていました。湿地の周りには以前からの水路が残されていて、「ヒラドカワザンショウ」(小さな巻貝)が生息していました。鈴木孝男先生(みちのくベントス研究所)から、「区域内を平たんにしておくより、水路の近くに直径5m、深さが60cm位の窪みを作って変化をつけた方が、生物多様性が増すことが期待できる」との提案がありました。

その後、いわき森林管理署が整備した古湊の国有林内にある自然保護区に移動、現況を確認しました。実は、震災直後、はぜっ子倶楽部は国有林事務所に申入れをし、現場担当者、鈴木・黒沢両先生とともに国有林の現地調査をし、復旧工事に際して、水路の残し方、矢板を打つ時期、根固め石の置き方など細かな提案をさせて頂いておりました。それが予想以上の結果を生み、大洲に初めて「自然保護区域」が設置されていたのです。自然保護区域は県の工事部分にも波及し、中州にもできる模様。

震災から7年が経ち、東北の被災地の海岸線では、復旧工事が進んでいますが、大洲海岸のように自然保護区域を将来に残す試みは、他地域にはない画期的なことです。これがいい見本となり、他県にも波及していくことを大いに期待しています。


                道の駅そうま集合

① 道の駅そうま集合(5730)


現地到着(相双建築事務所からの説明)

② 現地到着(相双建設事務所からの説明(5734)
  
塩生湿地として残す干潟
③ 塩生湿地として残す干潟(5735)

       
鈴木先生(右から4人目)から説明を受ける

⑤ 鈴木先生(右から4人目)から説明を受ける(5743)

           
汽水取込口と水路(写真中央奥が取込口)

④ 汽水取込口と水路(5738)

水路に棲むヒラドカワザンショウ(小さな巻貝) 
⑥ 水路に棲んでいるヒラドカワザンショウ(5745)

古湊跡の湿地  

⑦ 古湊跡の湿地(5757)
                 




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※内容や日程が変更になる場合がありますので、参加の前に必ず事務局にお問い合わせください。なお、会員の皆さまには文書で案内を差し上げております(年会費1,000円)。

 

●1月23日19時~:「県立自然公園松川浦のこれから―福島県の方針を聞く」相双地方振興局県民生活課・長峰雄一課長@はまなす館2階会議室

●2月4日13時30分~:「どうなった!鵜ノ尾岬のウシガエル駆除」福島虫の会・三田村敏正氏@はまなす館2階会議室

●3月:第64回水質調査と河川清掃

●4月:相馬の水はどこからきているの?@相馬広域水道企業団

●5月:源流探検その2(宇多川中流域)、第18回はぜっ子倶楽部総会

●6月:第65回水質調査と河川清掃

●7月:ヒヌマイトトンボ観察会

●8月:LNG工場を見学しよう@相馬港

●9月:第66回水質調査と河川清掃

●10月:松川浦一周ウォーク(震災以降初)

●11月:松川浦希望の森除草

●12月:第67回水質調査と河川清掃&忘年会

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「松川浦の昆虫たち?震災後の松川浦はどうなったのか?」
 三田村 敏正 氏

日時:2015年7月20日(月)海の日、14時~16時
 
場所:福島市 アクティブシニアセンター「アオウゼ」
    (ダイユーエイトMAX4階)

★お申込みは、アオウゼまでお電話(024-533-2344)か直接。
 当日、余裕がある場合は当日参加も可能です。

震災後から4年間、松川浦で行った昆虫調査の内容から、
昆虫たちがどのように変わったのか?元に戻るのか?を考えます。

※6月20日発行のアオウゼ通信でも紹介される予定です。 

日本版トリュフ「松露」と海岸防災林の関係

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松川浦の環境保護団体はぜっ子倶楽部は、2月28日に講演会を開催します。今年の講師は宮城県名取市で海岸林再生を行う市民活動団体の代表大橋信彦さん。

大橋さんらは地元の松ぼっくりから種を取り育苗していますが、松の生育のために「松露」を活用しているというのです。松露というのは、ダンゴ型のきのこで、松林の地中に発生します。日本版トリュフともいわれ、昔から食されているものですが、なかなかお目にかかれない幻のキノコになっています。

はぜっ子倶楽部は松川浦大洲海岸の国有林(0.45ha)に植林をすることになり、2月16日に国有林を管理する磐城森林管理局との間で調印し、春から植林が開始します。

松林の育成とともに松露を育て、「松露でまちおこし」なんてことも夢ではないかもしれません!松露饅頭、松露チョコも受けるかも…。

■講師:大橋信彦氏(ハマボウフウの会代表)
■とき:2015年2月28日13時30分~
■ところ:はまなす館会議室(相馬市小泉字高池357 ☎0244-36-1905)
■参加費:無料

松川浦の国有林植林地で調印式

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福島県立公園松川浦の大洲海岸は、津波で砂州と松林が壊滅しましたが、ここの国有林部分で、昨年11月から植林を開始しています。

関東森林管理局は、市民にこの国有林の一部、1区画0.15haを8区画開放するため、参加団体を募集していました。しかしここに応募したのが、我々松川浦の環境保護団体「はぜっ子倶楽部」と「日本野鳥の会福島県相双支部」の共同団体1つしかありませんでした。

で、国有林担当者から「3区画受け持ってほしい」との要請があり、苗木の入手を条件に、私たちは受入を決め、2月16日は現地で調印式がありました。

私たちはここを「松川浦・希望の森」と名付けました。しかし、それにしても、0.45haとは、結構な広さであります!春にはここに1,500本のクロマツの苗木と、松川浦によく自生している合歓や鬼ぐるみなど数種の木を少しだけ植えていくことになります。

干潟の観察会と絡めた植林イベントにしたいと思っていますので、ぜひ100年後の森のために、皆さんも木を植えに来てください。

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