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2020年11月

宇多川探検第4弾「お堀の水の行く先は」

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2020117日(土) 

4年前に始まった宇多川探検もいよいよ最後だ。

お堀の水は3つのルートをたどって松川浦に達する。1つは中村第一小学校グラウンドの地下を通り宇多川に流れるルート。2つ目は市役所南西角側から一部地下を通り大町と宇多川町の間から興仁寺の裏を流れ、角田公園東に抜けて小泉川に流れ出るルート。3つ目は北外堀の柳橋から流れ出るルートで、これは柳橋で二つに分かれ、一つは一部地下を通り相馬駅南側の線路下を抜け、法務局西側を流れるルート。もう一つは柳橋から一部地下となって人家の下を流れ、駅北側の線路下をくぐり抜け、法務局西側で駅南側のルートと合流し、さらに角田公園東側で2つ目の流れと合流しながら小泉川に注ぎ、松川浦に達するルート。 

今回の探検は3つ目のルートをたどった。参加者は11名、青空のもと法務局横の広場を840分に出発、先ずは柳橋まで流れを溯る。柳橋からはいよいよお堀から流れ出る水の観察のはずが、水路は地下にもぐっているため人家の横などの隙間で流れを確認したり、地上に現れた水路をまたぐ建物などを見たりとワイワイガヤガヤの探検が続く。相馬駅北側の線路下の流れを見たあと一旦出発地に戻り、駅南側からの流れとの合流を確認してから水路に沿って東に歩き、角田公園で小休止。
相馬東高校横からは右に水路、左に小泉川を見ながら小泉川の堤防をドンドン東に進む。工事の関係で途中宇多川の堤防を歩くなどしながら百閒橋手前で小泉川に戻ると、東高校横からの水路が小泉川に繋がっていた。
宇多川から取り入れたお堀の水が、小泉川に流れ出る場所を確認した瞬間だった。

お堀の水とはここで別れ、後はゴミ拾いだ。百閒橋を渡って宇多川右岸へ。ペットボトルなどのプラスチックゴミの何と多いことか。新設したサケの簗場を眺めながら宇多川河口の松川浦に到着、宇多川探検のゴールだ。 

宇多川の源流探検から4年、源流の美しい自然と歴史ロマン、中流での先人の知恵と勇気と想像を絶する努力、江戸時代を通じてお城を守ったお堀の水、そして城下の生活や田畑を潤した宇多川の水が松川浦に流れ込む探検が終わりました。

これまでに参加された延べ61名の皆さん、お疲れ様でした。

【歩行ルート/イラストマップ】
【歩行ルート図-1(出発地~柳橋~相馬東高校)】
【歩行ルート図-2(東高校~松川浦ゴール)】
【歩行ルート写真(ルート図の①~⑫)】

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〔参加者集合〕

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〔駅南側線路下の水路を確認〕

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〔街中の流れを確認〕

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〔百閒橋を渡る〕

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〔ゴミ拾い〕

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〔はぜっ子カフェ〕

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〔参加者の皆さん〕

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〔ゴミ収集〕




希望の森の草取りとグラウンド湿地のゴミ拾い

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20201024日(土) 9001100 

秋晴れのもと小学生から昔の青年男女までの老若男女13名が参加し、希望の森の草取りとグラウンド湿地周辺のゴミを拾いました。 

昨年は豪雨災害で草取りが中止となったため、2年ぶりの草取りです。取り除くのは外来種の草だけで、在来種の草はそのまま残すのが基本。

2年ぶりの草取りに皆さん張りきったためか、草の発育が悪かったのか、1時間ほどで草取り作業は終わりました。

山砂に植えてある黒松は有機質が不足して生長が悪いため、台風で流れ着いた稲わらを譲り受け2月に樹間に漉き込んだせいか、緑の元気な松が多く見られました。 

その後、グラウンド湿地に移動しゴミ拾い。プラスチックのゴミの多さにビックリ。約1時間で持参したゴミ袋がなくなりゴミ拾いを終了しました。

参加者の皆さん、お疲れさまでした。


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  〔作業前の挨拶〕

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〔参加者集合〕

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〔グラウンド湿地のゴミ拾い〕

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〔お疲れ様でした〕

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