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寒さの厳しい夜、講師の渡部 卓氏(相馬市企画政策課課長)を招いて開催しました。

(要旨)
・永らく細田地区で迷惑施設であった旧し尿処理場が、松川浦環境公園(仮称)として生まれ変わる。
・整備者は、相馬市と新地町で組織する相馬方部衛生組合。 平成22年の4月に供用開始予定。
・総事業費は7,700万円、「電源地域振興・地域資源活用化事業」の助成を活用する。運営経費(300万円弱)は市と町の両者が人口比で負担し、指定管理者による管理によりNPOに委託する。
・①環境教育の場及び②いこいの場とする考え。最終的な事業内容は、2月下旬の組合総会で決まる。管理棟(多目的ルームあり)、研修棟、周囲敷地内の自然公園からなる。2つの建物は事前許可制で、無料。環境DVDの映写など計画中。新規開発の“中野の清水”もペットボトルにして販売を考えている。

(主な質問・意見)
・環境に関するどんな掲示やDVD映写をやるのか?
・事前許可が必要な場合、ウオーキング等で立ち寄る人に不便では?
・松川浦には一見雑草に見えるが18種の絶滅危惧種植物がいるが、公園整備に安易に植え替えると危険!
・公園隣接地はヒヌマイトトンボやヒカリモで知られており、多くの人が関心を持ち保全に努力していて、それらと公園運営は切り離せない筈。その一人としてはぜっ子倶楽部は、公園運営の趣旨に「ヒヌマイトトンボやヒカリモとの一体運営」を入れて欲しい。趣旨が漠然とし公園孤立運営とも聞こえ意味がないと思える!

(回答)
いくつかの意見は出ていて認識されているが、最終的には2月下旬の組合総会決定と委託NPOに委ねられる。

公園の渡部課長
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聞き入る参加者さんたち
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建設中の環境公園施設
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