[定例学習] 松川浦歴史探訪・その1 「下り松の記憶をひも解く」

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講師に飯土井光毅さん(細田地区区長)と松田重信さん(細田地区在住・元高校教諭)を迎え、はまなす館 2階 会議室にて行い、12名の参加がありました。
 
海辺の道路が出来る以前には杭が並んだ道の上を歩いた話、戦時中に隧道を掘った朝鮮人の人たちとの交流の話など、今や歴史と言える話が次ぎ次ぎに出ました。ある参加者は、伊能忠敬が松川浦周辺を調査した時の村落戸数のデータを持参していました。

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講演する飯土井氏(左)と松田氏
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[課外授業] ヒヌマイトトンボ観察会

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本年度の観察会は、相馬海浜自然の家との共催で行いました。
参加者は合計35名と盛況で大勢の為、2班に分かれての観察会でした。
・案内者:いつもの三田村さんと福島大 黒沢先生
・参加者:自然の家からは小山所長含む12名、東北大4名(はぜっ子倶楽部を取材)、東北農業研究センター2名(野崎湿地全景写真撮影) 他
・沼地保護も兼ねて、今年は人工芝等で足場を用意しました。

挨拶する新妻代表と小山所長
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三田村氏(左)と聞き入る参加者さんたち
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黒沢先生(右)と聞き入る参加者さんたち
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いよいよ湿地へ
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[実習] 第29回河川水質調査と清掃

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この度、宇田川下流の百間橋にてCODの通常値5ppmを大きく越える30ppmという異常に高い数値を観測しました。かつ、その値は1週間後の測定では元に戻っていたのです。

メンバーの一人から水田の中干しが原因ではないかとの意見から、近くの水田から取水したところ30ppmを確認しました。従って、水田からの排水が原因である可能性が高いと考えられます。 新しい発見です。

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 測定日

74

宇多川百間橋

百間橋上流

の堰

堰傍の水田

の水

中橋下流の

COD ppm

5

5

30

3

水温  

21.8

 

25.6

22.3

ORP mV

84

 

118

63

電気伝導度μS

118

 

292

109

pH

7.5

 

7.1

7.5


*宇多川で異常値を検出したのは6月27日。この原因調査は7月4日実施したもの。

松川浦干潟の生きもの観察会

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今年は、日本国際湿地保全連合、相馬海浜自然の家、はぜっ子倶楽部の3者共催で実施し、合計28名の参加と賑やかなものとなりました。
・底生動物の第一人者東北大大学院の鈴木孝男先生、東北大学博物館の佐藤先生のガイドで、鵜ノ尾崎の干潟を観察。一見、泥と砂しかない干潟に、ちょっと見方を教えてもらうと実に沢山の生物がいるのが分かります。
・「スナモグリ」の作る穴と「アナジャコ」のそれと違いは分かりますか?!
・「アナジャコ」は書道用の筆で捕るのです!
・足下の砂粒は新種の貝「マツカワウラカワザンショウ」だった!

参加者の感想
・2人の子供のお父さん:「不登校気味の子供たちですが、ここでは夢中になっている?! 来て良かった」
・初参加の男性:「干潟生物が沢山出て来てとても憶えきれない。 しかし、配布された2枚の写真カードを使って、貝類、カニ類など見比べると大変良く分かりました。 孫たちが来た時、このカードを持って叉干潟にきます」

以下、当日の写真集です。

鵜ノ崎駐車場での受付会場
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受付(右:鈴木先生)
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開始時、要領説明と写真カード
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ヤマトオサガニ
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これがアナジャコです
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左からテッポウエビ、ハゼ、ニホンスナモグリ
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左からカニ、ユムシ、ウニ殻
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アナジャコ釣り
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捕獲物の同定(名前確認)中
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アースデー海浜清掃

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世界「アースデー」に合わせて、「松川浦県立自然公園清掃協議会」の皆さんと一緒に松川浦のゴミ拾いを行いました。参加者は約30名、早朝6時から約1時間、場所は十二本松で海苔の養殖場が目の前にある内海です。ペットボトルや空き缶をはじめ、発泡スチロール箱や容器、サンダル、紙おむつ、ガラス瓶等々が、どんどん集まりました。冬の西風で集まって来たのですね。

終了後、協議会の山野辺さんから挨拶がありました。

・協議会が清掃を初めて約20年。 月の数度実施しているが、ゴミの発生は絶えない。
・海開きの前に一斉に行われる海浜清掃は海水浴場のほうであり、内海は対象になっていない。
・協議会メンバーも年々高齢化しており、ボランティアとしては楽ではない。
・市に対応策を相談するが、芳しい動きは得られていないのが残念。

以下、当日のスナップショットです。

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講演会:宮城県の湿地の条約登録に携わって~松川浦も目指せ、ラムサール条約!第5弾~

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呉地正行氏(日本雁を保護する会会長)を迎えて、講演会を行いました。 自ら水田で農業を営みながら、伊豆沼、蕪栗沼、化女沼の3つの湿地をラムサール登録に導いただけあって、説得力のある質疑応答を含む2時間の講演でした。

雁は片道4000kmを飛んで日本にやってくる。驚く程の体力である。 最近の保護で数は増えたが、飛来生息地が減少したままである。沼など湿地が減少したことと、水田農業が、湿田から乾田、更に超水田と冬場の水を少なくしてきているためである。

そこで、農業と渡り鳥(雁など)の共生を目指している。 雁に選ばれた田んぼとして”冬みず田んぼ”を展開し、生きものがいる田んぼでとれた米は、安心でおいしいと評価を得ており、故に、冬みず田んぼ米、ラムサール米と呼ばれブランド米になっている。

松川浦も周囲の農業・田んぼを含めて、賢明な利用を目指す取り組みをするとよい。
 
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講演者の呉地氏 水田を巡る諸関係の説明図

[特別講義]河北・加藤記者が見た相馬の現在、そして期待

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福島県石川町出身の加藤記者は、4年間河北新報相馬支局の記者として勤務して来た経験から、ユーモラスに過ごしやすい相馬について語りながら、参加者とも意見を交換しての楽しいひとときでした。

又、環境活動の継続の重要性を説き、いつ重要な局面が来るかもしれないという言葉が印象的でした。

加藤記者
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